なぜ人は長い言葉で動かないか。
人が一度に知覚できるのは13文字まで。
京都大学大学院の研究でそんなことが明らかにされています。
僕は、よく東京ビックサイトなどで行われる展示イベントに出展する、企業ブースの壁面等にキャッチコピーを書いていますが、このことは顕著に実感しています。
イベント会場には多くの企業ブースがあるので、瞬間的に見て去っていきます。
時間的に良くて2秒程度。その短い時間に、長い文は読めないですよね。自分だったら、まずめんどくさくて読みません。
不思議なことに長いコピーのときより短いコピーの方が集客が3倍ぐらい違います。
人は、余計な文字を読みたくない。
広告学校に通っていた頃、よく「広告は見られない前提」で考えなさい。
と色々な講師から教わりました。
おそらくそれと同じで、自分から望む以外のものは人にとっては邪魔なんだと思います。企業や商品の宣伝ならなおさら。
メールや、報告を簡潔に。と言われるのにもそこに理由がある気がします。
ちなみに、Yahoo!ニューストピックスも13文字で統一しているそうです。